それは医療機関で処方される、もうひとつのお薬。
同じ成分・同じ効き目でありながら、薬価は平均すると新薬の約半額です。
医療機関で処方されるお薬(医療用医薬品)には、同じ成分・同じ効き目で高いお薬と安いお薬があるのをご存じでしたか?高いほうのお薬は『新薬』。
日本で最初に発売されるお薬で、研究・開発に莫大なコストと年月がかかるため、薬価が高く設定されます。もうひとつは、『ジェネリック医薬品』。
新薬の特許期間満了後に厚生労働省の承認を得て発売されるお薬の総称です。
新薬に比べて大幅な開発コスト削減と開発期間の短縮が可能なため、新薬と同じ成分・同じ効き目でありながら、その価格は平均すると新薬の約半額に。
本格的な少子高齢社会を迎えるわが国において、医療費の問題は深刻です。ジェネリック医薬品は、患者さん個人のお薬代負担を軽くするだけでなく、国全体の医療費節減にも大きく貢献することのできるお薬なのです。
ではどうやって処方してもらえるか。
まずは、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください。
ジェネリック医薬品は、医師から患者さんに処方される医療用医薬品のため医師の処方せんが必要です。
すでに全国の病院・診療所・調剤薬局で実際に処方・調剤されています。
また、2006年4月からは患者さんがジェネリック医薬品をより選択しやすいように処方せんの様式も変更になりました。
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