2008年4月23日水曜日

薬剤師国家試験のキーワード

キーワードは、病態生理学、病理学、病態生化学など、これまでの薬学生にとっては必ずしも慣れ親しんでいない分野からのものも含まれている。
一つ一つの疾患単位(clinical entity)について、必要最小限の基礎知識を必要に応じ、その都度、取り上げている。
疾病を器官系統別に取り上げており、前半部分では精神神経・心臓血管・呼吸器・骨関節・消化器・泌尿生殖器が、後半部分では代謝内分泌・体液血液・皮膚感覚器が扱われている。
また、後半部分では、すべての器官系統に共通する「感染症」「悪性腫瘍」「臨床化学」「免疫疾患」「医薬品の禁忌・副作用」について、取り上げている。読者は、必要に応じた横断的な学習を心がけることをお薦めする。
薬剤師国家試験に合格することは、「患者本位の医療」の担い手になるすべての薬剤師あるいは製薬企業・保健衛生等の分野で活躍されるすべての方々にとって第一歩を印すことでもある。
薬剤師国家試験
1.薬物の有害作用
2.ワルファリンカリウムの相互作用
3.臨床検査と病態
4.妊娠に関する一般知識
5.呼吸器感染症
6.うつ病7.神経変性疾患
8.神経症
9.慢性関節リウマチ
10.AIDS(後天性免疫不全症候群)
11.全身性エリテマトーデス(SLE)
12.ジギタリス中毒
13.閉塞性動脈硬化症
14.尿路結石症
15.ネフローゼ症候群
16.気管支喘息
17.肺結核症
18.消化性潰瘍とH.pylori
19.消化器疾患用薬
20.慢性骨髄性白血病
21.顆粒球減少症を起こす薬物
22.緑内障
23.副鼻腔と扁桃
24.糖尿病
25.アレルギー性疾患
26.O-157感染症
27.適用疾病と使用薬剤
28.ニトロ製剤の禁忌症と併用禁忌
29.抗悪性腫瘍薬と副作用軽減用薬精神・神経系疾患
30.脳血管疾患
31.脳血管障害
32.脳出血・脳梗塞
33.痙れんと抗痙れん薬
34.てんかんの病態と治療
35.てんかん発作
36.抗てんかん薬
37.精神分裂病の病態と治療
38.パーキンソン病治療薬
39.パーキンソン病(症例)
40.神経変性疾患
41.アルツハイマー型痴呆
42.精神疾患と治療薬
43.精神疾患の治療薬とその副作用
44.躁うつ病の治療薬1
45.躁うつ病の治療薬2
46.心身症心臓・血管系疾患
47.心臓血管系疾患と薬物療法
48.心不全とその薬物療法
49.ジギタリス中毒を起こす薬物
50.狭心症治療薬の併用
51.冠動脈病変とその治療薬
52.狭心症タイプと治療薬
53.狭心症の病態と治療薬
54.虚血性心疾患の病態
55.高血圧の薬物治療
56.レニン・アンギオテンシン系
57.降圧薬の効果減弱と併用薬
58.本態性高血圧の薬剤選択
59.血液透析治療中の高血圧患者の薬剤選択
60.Vaugham Williams分類

呼吸器系疾患
61.気管支喘息(その一)
62.気管支喘息の薬物治療
63.気管支喘息(その二)
64.気管支喘息患者(症例検討)
65.気管支喘息の発症・病態
66.重症気管支喘息の治療法
67.マイコプラズマ肺炎
68.呼吸器疾患の治療
69.呼吸器疾患の薬物療法
70.感染性肺炎の薬剤選択
71.結核とその化学療法
72.肺真菌症と治療薬
73.各種病原による肺炎関節疾患
74.骨粗しょう症と薬物治療
75.骨粗しょう症治療薬の作用
76.骨代謝性疾患77.疾患の病態と治療薬
78.骨・関節疾患
79.慢性関節リウマチの薬物治療 1
80.慢性関節リウマチの薬物治療 2
消化器疾患
81.消化性潰瘍とその薬物療法
82.消化器疾患治療薬
83.消化性潰瘍の症例検討
84.消化性潰瘍とその治療薬剤
85.食道炎・食道潰瘍
86.合併症を伴う慢性胃炎への薬物療法
87.潰瘍性大腸炎の症例検討
88.クローン病とその類縁疾患の鑑別
89.便秘と下痢
90.消化器系がん
91.肝炎の病態と治療
92.肝疾患の病態と薬物療法
93.胆石症の症例検討
94.胆石症と溶解療法
生殖器系疾患
95.浮腫の病態生理
96.腎疾患の病態と治療
97.慢性腎不全の徴候とその治療薬の対応
98.腎移植と免疫抑制薬
99.尿路結石の成因と病態
100.尿路感染症の病態
101.前立腺肥大症の病態
102.前立腺肥大症の診断と治療
103.トリアムテレンの薬理作用と臨床適応
代謝内分泌系疾患
104.糖尿病の病態と薬物療法
105.糖尿病の病型・診断基準・合併症等
106.糖尿病患者の薬物療法
107.糖尿病病態と治療薬
108.高脂血症に関する脂質動態
109.高脂血症の一般療法と薬物療法
110.甲状腺機能亢進症とその治療薬の特徴
111.甲状腺疾患とその治療薬
112.4つの代謝・内分泌疾患の病態・症状等
113.内分泌性代謝疾患と高脂血症
114.高尿酸血症とその治療薬
115.尿崩症と酢酸デスモプレシン
116.褐色細胞腫とその治療薬
体液・血液系疾患
117.鉄欠乏性貧血と鉄剤の適応
118.貧血の一般知識(その一)
119.貧血の一般知識(その二)
120.再生不良性貧血の原因薬
121.免疫性溶血性貧血・再生不良性貧血を惹起する薬物
122.白血病に関する一般的知識
123.白血病と治療
124.白血病の薬物療法
125.播種性血管内凝固症候群
126.血小板機能の抑制機序
127.ワルファリン療法
皮膚・感覚器系疾患
128.皮膚疾患
129.炎症の経過
130.抗炎症薬とアロプリノール
131.光線ばく露による皮膚症状
132.房水循環と緑内障の基礎
133.緑内障と関連する薬物の作用
134.緑内障の病態と薬物治療
135.緑内障と白内障
136.眼疾患の一般的知識
137.β遮断薬点眼薬の使用上の注意
138.めまい症状と薬物
139.耳鼻・咽喉疾患の治療薬
感染症と薬物療法
140.細菌感染症の治療薬
141.感染症と治療薬選択
142.メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(その一)
143.メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(その二)
144.メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(その三)
145.耐性菌に関する一般的事項
146.真菌感染症と薬物治療
147.ウイルス感染症の治療薬
148.インフルエンザウイルス感染症
149.ヘリコバクター・ピロリ感染症
150.耳鼻・咽喉疾患
151.腸管内細菌叢の変化(病態)と薬物
悪性腫瘍と薬物療法
152.がんの病態と治療の一般知識
153.悪性腫瘍の薬物療法
154.嘔吐発現生体成分と拮抗薬
155.抗悪性腫瘍薬の臨床的側面
156.がん化学療法の有害反応
157.乳がんとその治療薬(その一)
158.乳がんとその治療薬(その二)
159.がん性疼痛の薬物療法
免疫系疾患
160.薬物アレルギー
161.じん麻疹
162.アレルギー性疾患(その一)
163.アレルギー性疾患(その二)
164.アナフィラキシーショック時のエピネフリン禁忌薬
165.抗アレルギー薬
166.抗ヒスタミン作用をもつ抗アレルギー薬
167.免疫疾患
168.全身性エリテマトーデス
臨床化学
169.肝不全時の病態と生体成分の変動
170.血清トランスアミナーゼ活性と肝障害
171.肝不全時の生体成分の変動
172.血液生化学検査の一般的事項
173.クレアチニン・クリアランス
174.尿検査の一般的事項
175.血液学的検査値の臨床的意義
176.農薬中毒における臨床生化学検査
177.胎児・小児の疾病と関連事項
178.全身性エリテマトーデスの免疫検査
179.急性膵炎の生化学検査値の変動
180.高齢者の薬物療法(その一)
181.高齢者の薬物療法(その二)
182.高齢者の薬物療法(その三)
183.プロラクチンとオキシトシンの生理作用
184.医薬品臨床試験に関する一般的事項
185.診断用薬に関する一般的事項
医薬品の副作用と禁忌
186.医薬品副作用原因薬の確認方法
187.医薬品副作用としての血液障害
188.薬物性貧血とその原因薬
189.5つの医薬品の作用と副作用
190.重大な副作用発現事例
191.テルフェナジンの薬物相互作用
192.グレープフルーツジュースと薬物の相互作用
193.ワルファリンの相互作用
194.糖質コルチコイドの臨床適応
195.薬物療法における禁忌
196.疾患と治療薬および禁忌薬
197.降圧薬とその禁忌症
198.妊婦に禁忌の循環器用薬
199.薬物と禁忌疾患(その一)
200.薬物と禁忌疾患(その二)

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